孫育ては、だれの仕事?・・・アドラー心理学

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母親?おばあちゃん?孫育ては、いったいだれの仕事なの!?・・・アドラー心理学

日常的に孫の世話をしているおじいちゃんやおばあちゃん。

今多いですよね。

仕事で忙しい息子や娘のために、一生懸命協力してくれる、誰より頼りになる、なんともありがた~い存在です。

子供が生まれた、30代のJさん。

一日も早く、仕事に復帰したいと考えていました。

自分で一生頑張ろうと選んだ仕事です。

でも子育てしながら続けられるか悩んでいたところ、自分の母親が協力を申し出てくれました。

母親のMさんも仕事をしていたのですが、そちらはやめることにしました。

すべてうまくいっているはずですが、なぜかJさんはもやもやしています。

『なんか、不満なんですよね。わたしって、ホントにわがままですね』

Jさんの不満とは?

 

子育てを助けてもらっているのに不満でモヤモヤ・・・わたしってヒドイ娘なの?

 

実はJさんは仕事も頑張りたいけど、母親としての喜びも感じたいと思っていたのです。

母親としての喜びってなんでしょうか?

 

Jさんは母親としての喜びとは、育児の苦労も含むという事に気が付いたのです。

子どもとの日常の中で、笑ったり、泣いたり、心配したり、怒ったり、そして感動したりしたいのです。

そんな母親としての喜びを得るチャンスを、自分の母に譲ってしまった気がするのでした。

 

この頃は、自分より、おばあちゃんの方になついている子どもを見ると、イラッとするようになりました。

 

さて、Jさんはどうしたらよいのでしょうか?

 

責任だけ重くて感謝はそこそこ・・・。わたしは何のために孫育てしてるの?

 

おばあちゃんに子育ての協力を得ながらも、そのことに不満を持ってしまうJさん。

そんな自分の気持ちを持て余していました。

 

では母親のMさんはどんな気持ちだったのでしょうか?

 

娘が仕事を頑張っているのはなにより誇らしく思っていました。

自分も若いころ志した職を子育てであきらめてしまった経験があります。

今でも、少し残念な気持ちがありました。

 

なんとか娘にはそのまま続けさせてやりたいと思った上での協力の申し出でした。

でも、実際やってみると、育児は本当に大変です。

経験があるとはいえ、まるで初めてのような気分です。

自分の体調もままなりません。

常に時間時追われ、自由に過ごす時間もなくなりました。

 

そして娘と言えば、それほど感謝しているようには見えません。

口ではありがとうと言ってくれますが、義務的な感じです。

『わたしは自分の仕事を辞めてまで、協力しているのに、この子はわかっているのだろうか?』

と、恨みがましい気持ちにもなります。

孫育てをせずに自由に楽しんでいる同年代の友人を見ると、羨ましくなってしまいます。

 

また、娘より自分の方になついている孫を見ると、うれしい反面、娘の母としての役割を奪っているのではないか?これでいいのだろうか?と悩んでいます。

 

さて、Mさんどうしたらいいのでしょうか?

 

おたがいのことを思いながら、お互いの態度に不満も持っているJさんと母親のMさん。

 

歩み寄ることはできないのでしょうか?

 

何のための孫育て?子育て?

 

まず考えて欲しいのは、アドラー心理学のどんなネガティブな行動の裏には必ずポジティブな動機や目的があるという事です。

 

Jさんがおばあちゃんに育児を協力してほしいと思ったのも、仕事を続けたいというポジティブな目的があったからです。

 

またおばあちゃんが仕事を辞めてまで協力しようと思ったのも、娘の苦労と少しでも減らしたいというポジティブな親心です。

 

そして、お互いに共通の最大のポジティブな目的はといえば、大切な子どもを立派に成長させるという事です。

 

そのことにまず立ち返って考えてはいかがでしょうか。

そうすれば、相手への不満だったり、自分へのいら立ちや、惨めな気持ちの一方にある、違う一面があることに必ず気づくことができます。

 

課題の分離から始めよう

 

それから、やはり課題の分離です。

 

それぞれが、自身の課題に集中するのです。

まず今できていること。

頑張っていることに注目します。

 

Jさんは、時間は少なくても母親としての喜びを得ることはできているのではないか?とか。

もし今より子どもとの時間をもっと増やしたいと思えば、そうするためにどうすればいいかとか、考えます。

 

そしておばあちゃんは、自分の時間がもっとしっかり持てるように、協力を頼めるところはないかと考えます。

 

そんなふうに課題の分離がキチンをできると、共通の課題が何かが見えてきます。

一緒にそれを解決しようと協力関係も生まれ、

相手に感謝もわいてきます。

 

そして、今は大変なこともあるけど、お互いに共通の最大のポジティブな目的である、大切な子どもを立派に成長させることに喜びを感じることができるでしょう。

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