定職につかない息子を自立させるには…?アドラー心理学

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いつまでも自立してくれない息子にイライラ!

いくつになっても定職につかない息子を心配される親御さんは多いものです。
50代Bさんもそんな30歳過ぎた息子さんを持たれていました。
いつまでもアルバイトでなかなか正社員になれないのが、「お母さん」の悩みでした。

ところが最近、その息子さん、正社員になり、役職もつき、バリバリ仕事をしているそうです。
いったい何が起こったんでしょうか?
お話を伺いました。

性格は変わらなかった?

Bさん
「うちの息子。長年、親子として付き合ってきてるけど、この頃ほんとに変わってきました。よく働くようになったんです。」

うん、これは良いことだ。

「まえはずっと部屋のパソコンの前で時間を過ごしていたのが、ずっと仕事で部屋にいる時間が激減。責任ある役にもついて、忙しいけど自分なりにやりがいを感じているようです。」

よかったですね。なんでこんなに変わったんだろう?
でもよく聞いてみると、性格が変わったわけではないような。

「性格は前とおんなじだと思います。なにがあっても焦らずのんびりは変わらず。」
親だけイライラ・・・

「人に対して親切なのは、前から同じだし。」
これは良いことだけどー

「小さい時から、競争心が極端に不足。」
負けても気にならずだったのね。

性格変わらないなら、何が変わったのかな?

「まわりの状況?かな?」

じゃ、なんで周りの状況が変わったの?

「本人が変わったから。」

話が堂々巡りですね。本人の性格以外の何が変わったんだろう。

「なにかしら本人の中で思考がかわったとは思います。」
思考ですか。

「それは、本人もいっていました。『これまで自分にはできない。自分なんか出来ると思っちゃいけないと思っていたけど、思っていいんだと思えるようになった』って」

よくそこまで自分に対する認知が変化しましたね。

「そうなんですよ。息子がそういう考えができるようになったのは、たぶんだけど、わたしがアドラー心理学を伝えたせい。そしてアドラー心理学の勇気づけを実行したからだと思います。」

「わたしの思い込みかしら?とも思いますが他には考えられない」

知らず知らずに子どもに投げかけている母親のキツイメッセージ

Bさん、これまで自分の子育てはアドラー心理学とは全く反対の子育てだったと振り返ります。
「小さい頃は何をしても人より遅く、競争心もない持続力もない息子にイライラしていました。そんなんじゃダメだと。将来にもっと備えなさいみたいなことばかりお説教していました。自分自身がとっても不安だったんですね。自分の子は人の子より劣っていると。今考えたら、本当に子どもに申し訳ないと思います」

Bさんはアドラー心理学を勉強して、人間にとって生きていくのに必要なことは自分を受け入れる事だと知りました。
Bさんは息子さんに対して小さなころから次のようなメッセージを与え続けていたんだという事に気づき愕然としました。
「今のあなたはダメだ。そんなあなたを受け入れることはできない。」
「あなたは変わりなさい。そしたらあなたは社会にも受け入れられる。」
「もしもあなたが今後社会に受け入れられたら、わたしたちもあなたを受け入れましょう。」

それはキツイメッセージだなぁ。

変わらないから変われる

息子さんが変わったのがBさんがアドラー心理学を実践したせいかどうかは別として、息子さんが変わったのは考え方だけでした。

本人自身は何も変わっていません。

「息子の場合は」と、Bさんは続けます。

「私が何を意見しようが、周りの友達がどんなに先を歩いていようが、それで自分をかえる事はありませんでした。」
「自分は自分。人は人だったのです。」
「変えようがなかったのだと思います。自分は自分でしかないのだから。」

「今思えば、本人が自分を変えようとしなくてよかった。あの子はあの子のままで十分だったんです。」

変えなかったから変われた?

「はい、その通りです。そう思います」

もしこれが、他人の意見に振り回され、自分はこれではダメだとムリに変えようとしたら、結局変われない自分に劣等感をもってしまう。

何かをムリに変えなくていい。
それでも自分は今を大事にしながら、今の自分自身の足で前に向いて歩いていける。

そんな風に思えるようになったのかもしれないなー。

変えようがなかったから変わらなかった。

結果、自分の生き方を貫いた。

変わらなかったから変わることができた。

あー。当たり前だな。道理ですね。

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