就活に役だつ心理学【アドラー心理学&交流分析】・・・自分に自信がない・・・その奥の目的は?

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自分に自信がないと言い切る訳とは・・・?

コーチングのお客様からうれしい報告をいただくことがあります。

「就職が決まりました!」

と、報告してくれたAさん。

再就職活動をしていたけどなかなか決まらなかったのです。

自分への自信がなくて、ひとから言われたことをとても気にするタイプでした。

でもキャリアを見ると、決して悪くなくて、何年もサービス業を頑張ってこられました。

「それって全部キャリアですよ。強みになります。自信持って大丈夫ですよ」

といっても

必ず「そんなことありません!」ときっぱり。

(あ、そこは自信があるんだ・・・。)

 

「重要であるな」という交流分析の禁止令・・・

自分に自信がない。自分を受け入れることができないということはよくあります。

特に就職活動中は、自信を失う事もたくさん待ち受けています。

履歴書や職務経歴書を書くたびに、自分の人生を振り返り、「頑張ったな」と思う事もあれば、反対に「頑張ってた割には大した人生じゃないな」と思ったり・・・。

面接にやっと行けたと思ったら、めちゃめちゃ緊張してさんざんな目にあったり・・・。

内定をもらったと喜んでいる友人や、立派に働いている同級生と比べて自分はダメだなーと再確認してみたり・・・。

 

自信を無くす場面は事欠きません。

 

交流分析のグルーディング夫妻とマクルーニ博士は人生に大きな影響を与えるものとして、禁止令を紹介しています。
その親や保護者的な役割をする人から、子どものころに受ける禁止令。
子どもがどのような禁止令を受けて、それをどうとらえるかによって、本人の性格を形作っていきます。
禁止令の中の「重要であるな」に影響を受けて、この「自信がない」というネガティブな人生脚本を持ってしまいがちになるという事です。
「重要であるな」という親からのメッセージを自分の脚本にとりいれてしまうとどうなるのでしょうか。

  • 人の評価に左右されます。
  • 常に自信がなく不安の中にいます。
  • 相手より優位に立とうとします。
  • 褒められることが苦手です。
  • 相手のプラスの言葉や態度を受け取りにくくなります。
  • 人前で緊張します。
  • 何をやるにもうまくいかない気がします。

などなど・・・。

 

興味深い事に、90%以上の人がこの「重要であるな」の人生脚本を持っていると言われています。
ですので、自分に自信がないという事は特別なことではありません。
しかし、これが強くあるひとは、人生にとってマイナスになることも多くあります。
できたら、再決断して、自分のライフスタイルを変えることが賢明です。

 

「自信を持たない」と決心している・・・?

「重要であるな」の強いメッセージを受け取ってしまっているAさん。

いくら言葉で「もっと自信もって」と励まされても、その言葉よりも自分の思い込みの方を変えたくないのです。

変えたくない・・・。

その奥にある目的はなんでしょうか?

アドラー心理学的な視点から考えてみましょう。

もしあなたが、自信をもって「わたし、こんなに仕事頑張ってきました。こんなキャリアがあります」という気持ちで面接に臨んだらどうでしょうか?

そして、残念ながらそのことが全く評価されないとしたら・・・?

そんなこと耐えられません。

心の隅にちょっと残っていた自信や自尊心のかけらも粉々に砕けてしまうでしょう。

あえてそこに立ち向かう勇気は相当なものです。

できるなら、そんなショックは味わいたくない。味わったとしても軽くソフトに受けたい。

そんな気持ちが知らず知らずに、あなたから自分を肯定する気持ちを奪っていきます。

つまり自分を肯定したり認めたりしたくないAさんの目的とは、

「自分の自尊心を守りたい」という事では・・・?

自分を守りたいから、必死で自分を肯定すまいと頑張っているAさんの本当の姿が見えてきます。

自信がないのはいけないこと?

でもそれっていけないことですか?

って疑問がわきますよね。

だって自分を守りたいのは誰もが同じこと。自分を生かすための本能みたいなものです。

それがなくなって、自分を戦いの中に常に置いておくなんて無謀すぎます。

自分を守ることも大切なことですし、そんな思いが強い人が、それを急になくすことはできません。

 

ただ残念ながら人生は守りだけに入っていては未来は開けない。

むしろ後退してしまいます。

Aさんもそれは感じていました。

だから何とかしたくてコーチングセッションを続けて来られました。

 

その根底の思い込みを外すため、ふたりで根気よくAさんが今いる場所を確認する作業を積み重ねました。

その上で今のAさんができる最大で最良の行動を考え、進めてきました。

 

そして自尊心を守りたいという気持ちの奥にある、自分自身を大切に思いたい。自分らしく生きたいという、Aさんの本来の目的にも気づいたのです。

アドラー心理学の目的論は役に立つ!

アドラー心理学的の目的論は、人生の問題にあたったときに俄然役に立ちます。

『原因をいくら追及しても問題の解説になっても解決にはならない』という意味のアドラーの言葉があります。

原因ではなく目的を考えた瞬間によどんでいた思考が広がるのを感じることがあります。

でも、その目的を発見したその時から、じゃあどうするのかいう問いかけが始まります。

そこを考えていくと、目的だと思ったさらに奥に自分の本来の目的を発見することがあります。

そしてそれは必ずポジティブな目的です。

 

Aさんの気持ちも

自分に自信がない⇒自分の自尊心を守りたい⇒自分らしく生きたい

という風に変化してきました。

 

そこまでくればもうあとは勇気だけです。

困難があってもそれを乗り越える自分自身への勇気づけができれば人生は大きく開けます。

 

就職は当然ながらゴールではありません。

しかし人生を形作る大きな要素であることは間違いありません。

その就職を自分の力で勝ち取ることができたという事はAさんにとって、とてもとても意味のある事には違いありません。

「就職が決まりました!」というAさんの声には自分に対する自信が感じられました。

いま自信を失いかけている就活中の皆さんも、そこから逃げないでほしい。今いる場所から始めてみましょう。きっと何かを得ることができます。

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