自分勝手な夫の言動、どうする?・・・アドラー心理学

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kennka7

身勝手な夫に嘆く妻は多いものです。

この50代のHさんの例もそんな悩みでした。

でもアドラー心理学のアプローチから、夫婦関係がすこしずつですが変わってきています。

さて、Hさんが行ったアドラー心理学ならではの夫婦関係改善の秘訣とは・・・?

どうやったのでしょうか。

日常的に支配的な夫の言動

Hさんは9年前に再婚されました。

ご主人は、人当たりのよい、経営者。

しかし、職人気質というのでしょうか、俺についてこいタイプ。

60代以上の男性にありがちな亭主関白夫です。

もちろん結婚当初から妻には命令口調。

男尊女卑の考え方が息づいている?

というより、女性や妻に「支配的になる習慣」があるのです

これは習慣ですから、「良い」「悪い」の判断をすることさえ、夫の側にはありません。

「支配している」などと、これっぽっちも思っていません。

むしろ本人は愛情表現だと思っているかもしれませんね。

「愛情がある」=「支配的にならない」

という図式は残念ながらこの場合は当てはまらないのです。

さて、その支配夫が、ご病気になり入院してしまいました。

妻は、仕事も親の介護もあり、忙しい中毎日のように病院通いです。

だれの目からみても、よくやっていると思われます。

しかし、肝心の夫は、相変わらずの、命令口調。

おまけに病気の不安や、治療のストレスを、すべてHさんにぶつけます。

Hさんは・・・、『もう自分の方が病気になりそう』と、すっかり元気がなくなっています。

夫に昨日も、『来るのが遅い!』『気が利かない~』

と思いっきりなじられました。

それでなくとも普段からあまり言い返すことができないHさん。

ましてや病気の夫に上手に反論する術はありません。

『あなたのいう通りやっているじゃない!』

『わたしだって、忙しいのに毎日きているでしょ!』

と、言い返すのが精一杯だったそうです。

いったいどうすればいいのでしょうか?

いちばん重要なのは愛のタスク

アドラーは、人間関係において「愛のタスク」が一番重要でかついちばん難しいといっています。

本当に、そうですね。

「職場の人間関係には悩んでいるけど、夫婦や家族との関係はいいの」って言われるかたもおられます。

そういう方は職場の人間関係に比べたら、「愛のタスク」は簡単なものに思えてしまうかもしれません。

ですから簡単には比べられないと思ってしまうかもしれませんが、愛のタスクがうまくいっていないと、人生がとても苦しいものになるという事実には、誰もが大きく頷いてしまいます。

そしてこの「愛のタスク」が充実して、豊かなものになれば、自分の人生の幸せ感が大いに増します。心が安定して、未来が楽しくなることでしょう。

支配者と被支配者の夫婦関係

「俺様」感覚が根付いている60代以上の男性の方にありがちなHさんの夫。

それが当たり前すぎて、優しいお願い口調で話すなど、考えたこともないのでしょう。

これを読んでくださっている60代以上の男性の方

まだ遅くはないので、ご自分の事を振り返ってみてください。

妻に対する態度が支配的ではありませんか?

 

アドラーは、人間関係は、タテの関係ではなく、横の関係であるべきだと言っています。

そこに、「相互信頼」、「相互尊敬」が生まれます。

毎日発している、自分の言い方を振りかえって、どう感じますが?

あなたは、家族にどんな言い方をしていますか?

これは誰の課題なの?

ここで考えたいのが、

アドラー心理学の「課題の分離」です。

事が起こったとき「これはだれの課題なのか?」という視点から考え、

そして自分の課題と他者の課題を分離する必要があるのです。

 

病気で苦しく、それを妻にぶつけてくる。

夫婦といえども、それは、夫の問題なのです。

なので、妻がいう言葉は、

「やってるじゃない」と自分を相手に認めてもらうことを促す言葉ではなく、

「わたしは、やっているよ」

なのです。

「毎日きているでしょ?」と相手に確認するのではなく、

「わたしは毎日来ているよ」

でいいのです。

 

「だって、Hさん、ホントに頑張っているじゃない。自信もって❗」

わたしのアドバイスをうけて、

Hさん、次の日勇気をもって『わたし毎日きているよ』

と毅然として言ったそうです。

対人カードのカギは自分が握っている

50代Hさんの例でもわかるように、不適切な対人関係が続くのは、相手のせいばかりではありません。

相手のせいにしているうちは、問題は解決しないし、よい人間関係を築くことは、残念ながらいつまでたってもできません。

『対人関係のカードは、相手ではなく自分がもっているのです』と、『嫌われる勇気』にあります。

対人関係のカードを自分で持っていると思えない人は、こんな風に考えます

まず、

①夫が変わらないから、夫婦の関係が悪い

『あなたが変わってくれたら、もっとよい関係になれるのに』と夫に要求するということは、言い換えると、対人関係のカードは、夫にあると宣言しているようなものです。

あなたの願いに応じて、夫が変わってくれたら問題ないですが、そうならないから、悩むのです。

もう一つ深く考えれば、「自分は変わる必要はない」と自分に言い聞かせているのです。

 

またこんな風に考えることはありませんか?

②自分が変わらないから、夫婦関係が悪い。

「自分が悪いから夫があんな態度をとるんだ。わたしが悪いのだ」と、相手の態度は自分に原因があるのだという人がいます。

これはいかにも自分が変わりたいと決心しているように見えます。

しかし夫の意向に合わせた自分に変わってもどうしようもありません。変わる方向が間違っています。

 

一見、自分が対人関係のカードを持っているように勘違いしがちですが、夫の顔色を窺う態度は相手にカードの所有権をゆだねているも同然です。
自分が自信をもってカードを所有し、切ればいいのです。
それも、勇気です。

自分自身を信じる勇気がそこにあるかなのです。

課題の分離は出発点

勇気をもって「わたし毎日きているよ」

と毅然として言ったHさん、そのあとどうなったでしょう?

Hさんの態度の変化に少したじろいだ夫。

でもすぐにまた言い始めそうになりました。「来ているのは当たり前・・・」

 

Hさん、負けずにそのあと付け加えました。

 

「絶対早くよくなると信じている。」

 

「あなたは、強いから絶対負けない。私も精一杯一緒に頑張るよ」

夫との関係が変わり始める瞬間です。

題の分離は人間関係の出発点です。

この問題が誰の課題かをいうことをはっきりさせることは、自分だけでなく、相手の存在をも尊重することになります。

の側から考えてみましょう。

単なる習慣とはいえ、なぜ妻に支配的な態度をとり続けるのでしょうか?

アドラー心理学の「目的論」でいえば、人間の行動や感情には必ず目的があります。

その目的とはいったいなんでしょうか?

それは妻に嫌われたくないという一心です。

見捨てないでほしい。愛してほしい。こんなにひどい事をいっても自分を見限らないという証拠を見せてくれ。

ほんと、面倒くさいですね(^^;

本当はそんな事をしなくても、妻は離れてはいかないのです。でもそれを心から信じることができないのです。支配的な態度で妻を試すのです。

ですから、妻はそんなことに振り回されてはいけません。

そんな事しなくても、わたしはあなたを見ているし、一緒にいるよ。あなたの力を信じているよ。と根気よく、繰り返しメッセージを伝える事です。言葉ではっきりと伝える事も大事ですし、態度で伝えることも大事です。

そうすることで、夫婦だけではなく、おやこ関係の問題も解決されていきます。

まとめ

まとめ文章

アドラー心理学から夫婦関係を考えました。

アドラー心理学とホントの気持ちコーチングで夫婦関係はゆっくり変わっていきます。必ず。

使ったアドラー心理学の考え方は?

 

1課題の分離

 

2、相互信頼・相互尊敬

 

3.自己決定性(対人関係のカード)

4.目的論

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